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多辺田喜好

海外での子供の教育 -学校選び-

更新日:2020年2月20日

お子様がいらっしゃる料理人の方から、「子供将来を考えて、せめて英語は話せるようにしてあげたい・・・そのために海外、特に英語圏で仕事を探したい」などというお声を良く耳にします。

まずは、どのような種類の学校があるのかを理解しておいた方が良いですね。 選択肢は、ざっくり以下の3つになるかと思います。

1.日本人学校 2.インターナショナルスクール 3.現地校

<日本人学校> 国外に住む日本人の子供を対象に日本国内の小学校、中学校と同等の教育を行う機関のことです。義務教育期間を対象としているため、中学校までしかなく高校はありません。文部科学省から教員が派遣されていますので公的性格を持ってはいますが、運営母体は現地の日本人会等であるため、学校としては施設の管理費やスクールバス、人件費(事務や掃除、バスの運転手や警備員)等、学校運営にかかる経費と学校の収入(入学金や授業料、寄付金等)のバランスを合わせる必要があるため、子供を通わせるにはそれなりに費用がかかります。その点では、日本の公立学校のイメージを持って行くとビックリするかもしれません。

*日本人の子供が平日の放課後や週末に日本語を勉強する学校は、補習(授業)校と呼ばれています。

<インターナショナルスクール> 外国人の子供を対象とした教育施設のことで英語により授業が行われれる学校です。イギリス系、アメリカ系、カナダ系等、主には欧米系の学校ということになりますね。そのため、生徒は欧米人というイメージが強いかもしれませんが、アジア圏では現地の子供たちが結構な割合を占めているインターナショナルスクールもあったりしますし、日本人が多い学校もありますね。その辺は事前に調査した方が良いでしょう。授業料は日本人学校に比べても高額となるケースが多いはずです。


<現地校> 現地の子供たちが通う学校です。英語公用語圏では、この選択肢もありますね。英語公用語圏以外では、その国に永住する、もしくは奥様(ご主人)が外国人で母国にて生活する等でなければ、現地校を選択する理由はないかと思います。


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