英語ができないと海外で働くことはできないとお考えの方は多いですね。「英語ができないと海外転職は難しいか?」当社もこれまで幾度となくこの質問を受けてきました。ただ、料理人の方々も先輩や同僚、後輩が、英語はできなくても海外で活躍している姿を見聞きしてきているのか、昨今は、この質問は減ってきているようにも思われます。
この質問に関して結論から申し上げれば「可能」です。
料理人の場合、カタコトの英語でも海外で働くチャンスはあります。職場に日本語ができる方が勤務しているケースや現地に行ってから勉強して身につけていただければ良いという求人もあります。ポジションによっては、専属の通訳が付く場合もありますね。また日本人オーナーのレストランや日本の外食企業が経営するレストランであれば、語学不問という求人もかなりあります。
ただ、だからと言ってできなくも良いか?と問われれば、もちろんできた方が良いです。自身の海外での生活が楽になりますし、仕事上の上司・同僚とのコミュニケーションもスムーズになります。また、それ以上に仕事を探す上でも応募できる案件の幅が拡がり、自身の選択肢が増えることになるからです。さらに申し上げれば、就労ビザ取得の条件として英語の試験を課される国もあったりします。
既に海外で働いている多くのシェフから「日本にいるときにもう少し英語を勉強しておけばよかった」という声をよく聞きます。この言葉からもおわかりの通り、裏返せば最初はあまりできずに海外に出たが、最初からある程度できればもっと楽だったということなのかもしれません。
語学は突貫工事ではどうにもなりません。少しずつでも勉強していって欲しいですね。
Bình luận