• 多辺田喜好

英文履歴書 -書き方の基本-

最終更新: 3月9日

 当社では、これまで数多くの調理師の皆様の英文履歴書を見てきました。スペルミスが多かったり、 入退社の年月と勤務先のホテルやレストラン名だけの記載で、どんなレストランで何をやっていたのが書いていなかったりと、経験・スキルは高いのに それを十分にアピールできていない英文履歴書を目にし、「もったいない」と思うことがあります。外国資本のホテル・レストランの採用担当者は もちろん外国人であり、提出した英文履歴書が採用担当者の目に留まらなければ、チャンスは開けません。

 そこで、皆様により魅力的な調理師の英文履歴書について考えてみてほしいと思います。以下、書き方の基本について解説します。


■英文履歴書の目的

 海外就職における英文履歴書とは、「人材を募集しているホテル・レストランにとって役に立つプロフェッショナルな人材として、自分の能力・経験を知らせ、売り込むための重要な第一歩となる書類」です。  素晴しい商品でも、うまく宣伝できなければ売れません。自分がどれほど優秀な料理人であり、またどれだけ自分を採用することがそのホテル・レストランにとってプラスになるのかをアピールする営業ツールだと考えてください。

(これは、日本語の職務経歴書も同様です。)


■書き方の基本

 英文履歴書は、日本語の履歴書のように書式が決まっていたりはせず、自分で記載内容やレイアウトを決定しなければなりません。  しかしながら、書式が自由と言っても書き方に暗黙のルールは存在しています。以下に基本的ルールを解説しますので、よく読んだ上で作成に取り掛かり、採用担当者が 「ぜひこの人に会ってみたい」「この人の料理を食べてみたい」「この人は我がホテル・レストランのためになる」と思うような英文履歴書を作り上げましょう!


<作成方法>

 ご経歴の長いシニア層のシェフの中には、まだまだ手書きの履歴書を送る方がいらっしゃいますが、海外のホテルやレストランに応募する場合、自身が作成した英文履歴書をEmailに添付して送付することがほとんどです。そのようなことから、英文履歴書はワードやエクセル等のソフトで作成しましょう。その方が、必要に応じて修正や加筆等も楽にできますね。


< 使用フォント>

 どこの国の求人に応募する場合でも、担当者が履歴書を開いた際に読みやすく、また文字化け等がないようにするため、使用するフォントは特殊なフォントではなく、一般的なArial、Century、Timesなどを使用しましょう。


<用紙サイズと枚数>

 原則的にA4サイズで2~3ページ程度に簡潔にまとめるのが良いでしょう。


<記載スタイル>

 英文履歴書のスタイルには、大きく二つの形があります。

1. 年代順   最も一般的で無難な形です。職歴や学歴を年代順に書いていきます。   英文履歴書の場合、年代は、新しいものから過去へ遡り記載していきます。

2. 技能別  特定の専門知識や能力を中心にまとめた形です。経験をいかして新しい分野への転職を希望する場合や転職が多い方、

 職歴に空白期間が長い場合などに適している様式です。


<レイアウト>

 美しいレイアウトの履歴書は、それだけで見てもらえる可能性が高いと思ってください。 ただ、過度に飾り立てる必要はありません。「見た目に美しく、簡潔で読みやすい」が基本です。「仕事ができる人ほど、 きれいな履歴書を作成する」というのが海外での常識です。


<スペルチェック>

 オフィスワークに応募する場合では、スペルミスのある応募書類は、それだけで選考から外される可能性が高まったりもします。 調理師はオフィスワークでないとはいえ、やはりスペルミスは避けたいものです。MS-WORD等のワープロソフトでもスペルチェックの機能がついていますが、 最も良い方法はやはりネイティブスピーカーにチェックをしてもらうことです。 その際、スペルだけでなく、英文自体もきちんとした形に仕上げてもらうと良いですね。



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