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多辺田喜好

英文履歴書 -CVとRESUMEー

更新日:2月28日

 英文履歴書の提出を求められる際、RESUME(レジュメ)を提出してくださいと言われたり、CV(Curriculum Vitae))と言われたりしますね。私たち日本人は、どちらも英文履歴書という程度の理解でその違いをあまり認識していない方が多いのではないかと思いますが、実は少し違いがあります。


 では、この2つに違いはどこにあるのでしょうか?


●RESUMEとは?

アメリカ式と言われ、主に北米(アメリカやカナダ)で使用されるスタイルで、比較的シンプルに経歴をまとめます。

氏名、住所、電話、Email、職歴や業績、学歴、スキル等は記載しますが、生年月日や国籍、婚姻状況、扶養家族などの個人情報は記載しないのが普通です。また写真も貼付しません。

通常はA4で1枚、長くとも2枚にまとめるのが良いとされています。そのため、特にキャリアの長い方は、簡潔にまとめる工夫が必要です。


●CV(Curriculum Vitae)とは?

北米以外のほとんどの国(ヨーロッパ、中東、アジア、他)で使用されるスタイルで、記載内容は日本の履歴書と職務経歴書を合体、重複情報を削除して一つにまとめた書類といったイメージです。

RESUMEに比べるとより詳細な情報を記載しますので、必然的にべージ数も長くなります。


 私が仕事を通じて経験した過去の実例として、アメリカ勤務が長い方がヨーロッパ


の求人に応募するため、RESUMEを提出したところ、なかなか書類選考が進まなかったのですが、同一求人に同じ方のCVを提出したところ、すぐに面接になったということがありました。


 料理人の英文履歴書の場合、RESUMEとCVを厳密に使い分ける必要性はさほど高くないと言って良いと思いますが、応募する国によって使い分ける等は考えても良いと思います。



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