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  • 多辺田喜好

雇用契約書 -Sick Leave-

 雇用契約書の記載内容を確認する上で、休日・休暇も大事なポイントですよね。ただ、休日・休暇については、週休日と有給休暇日数について確認しておくぐらいで良いのではないかと思います。


 週休日については国によって異なりますが、欧米圏では週に1.5日~2日、アジア圏、中東では週に1日というところが多いですね。


 年次有給休暇については、雇用主が付与すべき有給休暇日数は、ほとんどの国で法的に規定がありますので、基本的にはその規定に則るか、それ以上の有給が取得できるように記載がしてあるはずです。


 ただ、日本では見慣れない、馴染みのない休暇が記載されていたりもします。 「Sick Leave」=「病気休暇」「疾病休暇」です。日本では、病気で休みを取るときにも年次の有給休暇を消化するのが普通ですが、Sick Leaveがある場合には、年次有給休暇(Annual Leave)とは別に病気の際はSick Leaveとして休みが取得できます。もちろんSick Leaveも年間で取得可能な日数が決まっていますので、その日数について雇用契約書に記載がなされています。また、取得の際には所定の病院で診察を受けなければなかったり、医師からの診断書の提出が義務付けられたりと、取得ルールが定められていますので注意が必要ですね。


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